⑧地方上級の勉強法について(教養&専門編)
当ブログをご覧いただいている皆様、毎日の試験勉強お疲れ様です。
世間では10連休ではありますが、今年受験を控えている方々にとっては勉強に勤しんでいらっしゃることかと存じます。ということで、残りあと約2ヶ月に迫った、地方上級(大卒A日程)において「うおはる」が実際に行った勉強法について書いてみたいと思います。
地方上級の本格的な対策を意識したのは国税専門官の筆記試験が終わって翌日のことでした。
といっても、実際には国税専門官の筆記試験は、翌日人事院のHPで答え合わせをすることが出来るため、試験翌日の答え合わせを受け、「周りの受験生と比べてどの位の立ち位置なんだろう?」という気持ちが常に付きまとっていたのもあってか
地方上級の対策に気持ちを切り替えて専念出来た期間は正直1週間あったかなかったかという感じでした汗
戦略としては、国税専門官の対策で行った方法をベースにプラスαしました。
まず、国税専門官の筆記試験で行った勉強方法を改めて簡単に整理すると
・数的処理…1日必ず(朝食後直ぐ)10問前後解く
・文章理解&資料解釈…1日必ず1問~3問前後解く
・一般知識…日本史・世界史・時事のみ、クイックマスターと速攻の時事で勉強
・ミクロ&マクロ経済…1日必ず5問前後スー過去を解く
・その他の専門科目…間隔を若干置きながらスー過去を5周程回す
※一般知識及び専門科目については勉強するテーマを絞っています。
といった感じです。
これに何をプラスαしたのかというと
・地方上級過去問試験 教養500
・地方上級過去問試験 専門500
を最後の詰めとして使いました。
これまでスー過去やクイックマスター、玉手箱等の過去問で勉強していたのを
こちらに切り替えて、試験本番までひたすら解きまくるという戦略です。
教養500及び専門500の中で、国税専門官の時には手が回らなかったないし国税の試験科目ではなかった
・地理
・生物
・地学
・社会科学(教養で課せられる、「法律」や「経済」、「政治」などなど)
・政治学
・行政学
・労働法
・刑法
・国際関係
・社会政策
の問題を、ここにきて初めて解いたというわけです。
※物理や化学、数的処理の一部のテーマ(空間把握など)につきましては元々大の苦手であったため、そもそも勉強していません。
この500シリーズを解くのには、個人的に以下のメリットがあると考えています。
メリットその1
数的処理について、地方上級と国税とでは問題のスタイルが異なるため、500シリーズをこなすことで地方上級のスタイルに慣れることが出来る
メリットその2
ミクロ経済&マクロ経済について、地方上級と国税とでは問題のスタイルが異なるため、500シリーズをこなすことで地方上級のスタイルに慣れることが出来る
メリットその3
地理や政治学、刑法といった科目を1冊で勉強することが出来る
順番にご説明いたします。
まずメリット1ですが、地方上級においても数的処理のウェイトの高さは変わりありません。その数的処理の問い方が、個人的に国税と地方上級では違っているなぁと感じた次第です。
※国税の方が、数的処理は難しい気がします。
1問でも多く解いて、地方上級のスタイルに慣れることが大切だと考えます。
次にメリット2ですが、地方上級では経済学として11問も出題されます。しかも、経済学は問題が国税よりもレベルが高い気がします。
やはり地方上級レベルの問題を解いて、頭を慣らす必要があるかと思うからです。スー過去で済ませがちになりそうですが、500シリーズに収録されている経済学の問題を解くことは「うおはる」的に大きな意味があると考えます。
最後にメリット3ですが、1冊の問題集で、(収録されている問題数は少ないですが)これらの科目の問題を一気に解くことが可能なのはこの500シリーズ以外にないのではないでしょうか。しかも各科目、割と良問を厳選して収録されてある気がします。
政治学や行政学、国際関係などの2問(出題される)科目について、1科目1科目をスー過去でやるとなると、短期間で合格するためにはさすがに難しいところです…
これらの科目において、主要テーマだけでも是非とも押さえておきたいという場合に、この500シリーズは極めて優良ではないかと考えます。
是非最後の追い込みとして、国税の時には手が付けられなかった科目におけるエッセンスを押さえるためのインスタントとして、そして数的や経済といった主要科目の出題形式に慣れるための切り札として、500シリーズの使用を検討してみてはいかがでしょうか。
と、以上が当ブログでの掲載を予定していた全ての内容です。
途中更新が滞ってしまった時もありましたが、最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
是非皆様の受験勉強の参考になりましたら幸いでございます。
皆様のご健闘を心より願っております。
※今後は公務員試験のネタを中心に、勉強方法とはまた違った観点からブログをやってみたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
質問やリクエスト等ございましたら是非仰ってください。改良改善に取り組む所存です。