超凡人の僕が公務員試験に独学で合格した勉強法

約2ヶ月半で公務員試験に独学で合格した勉強方法を紹介します

公務員試験に出題される科目(一般知識)の意義とは?

最近なかなかブログを書く時間が無かったのですが,久々に記事を書いてみようと思います。今回の記事は正にタイトルの通りなのですが,公務員試験は如何せん,試験科目の数が膨大で,受験される方の中には「こんなにいっぱいの科目,一体実務で何の役に立つというんだろうか?」と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。(実際,当時の私はそう思っていました…笑)

そこで,現職の観点から,おそらくこんな意図があるのではないだろうか?と思ったことを書いてみます。

◆文章理解&資料解釈

公務員の現場では文書の回覧があります。法改正に関することや,企画・行事等様々です。じっくり読みこんで内容を真から理解している暇もない位に回覧が回ってきます。

おそらく文章理解は,限られた時間の中でいかに要点を掴んで(反対に不要な部分を切り捨てて)内容を把握する力を試す試験なんだろうなぁと感じています。

 

◆数的処理

窓口の部署を経験する中で思ったことなのですが,世間が思う公務員のイメージに,「融通が利かない・堅そう」とかないでしょうか?

実際の現場ではやはり千差万別,色んな市民の方がお見えになり,1人1人の状況に即した対応が求められるシーンがあります。

おそらく数的処理は,答えに辿り着くまでのプロセスにおいて柔軟な発想力や思考力を試す試験なんだろうなぁと感じています。(数的処理は特に時間との闘いになる試験科目であり,正解までの導き方には様々な手法のある科目です。偏った考えに捉われず,アイデアを駆使して多角的観点から正解を導く力を試す科目だと思います。)

 

◆一般知識

地方公務員では特にだと思いますが,総務課や福祉課,観光課,土木課…と,様々な部署があり,数年間のスパンで人事異動が行われます。全く畑の異なる部署へ異動した場合,また新たなことを勉強して…という様な感じです。異動先での仕事内容は苦手分野なんだよなぁ…なんてことも少なからずあるかと思われます。

おそらく,一般知識は,高校で履修した科目・していない科目にかかわらず,文系理系問わず食わず嫌いしないで広い見識を持ち合わせることが出来るかを試す試験なんだろうなぁと感じています。

※が…,そうはいっても,試験時間が限られている受験生の皆様におかれましては全てを網羅して試験に臨むのは無理がありますので程々にするべきです。