⑥国税専門官の勉強法について(教養:戦略③編)
当ブログをご覧になって頂いている皆様へ、更新が滞ってしまい誠に申し訳ございませんでした。これから随時、地方上級の勉強方法まで書いていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
それでは戦略③についてです。
独学で勉強されている方は普段、スーパー過去問ゼミやクイックマスター等を用いて勉強に励んでいらっしゃるかと思いますが、1問1問を解く際、なかなか回答時間を強く意識して解くことにまで意識が向かないのではないでしょうか。
(実際私は当初、炭酸飲料をちびちび飲みながらじっくり時間をかけて1問1問を解いていました笑)
本番の試験では1問1問、時間との闘いになってきます。
特に教養試験は時間が本当に足りないです。というのも、数的処理や文章理解は1問解くのに普通に5分以上かかってしまう問題が殆どです。
教養試験の試験時間は140分(2時間20分)なのですが、数的処理(判断推理&数的推理)&文章理解&資料解釈は、全40問の内、27問を占めています。
となると、これらを1問解くのに仮に5分かけるとして…
27問×5分=135分
一般知識13問を解くのに残り5分しかない計算となります…
そこで、140分という試験時間の中でいかに1問でも多く、且つ確実に解くためのタイムスケジュールを、試験開始の合図で問題冊子を開いて問題に目を通した段階で組み立てる必要があります。
具体的には、問題に目を通し
・今、時間をじっくり費やしてでも確実に得点するべき問題
・一旦は後回しにして、後ほど取り組む問題(時間がかかりそうな割には得点出来るかどうか微妙な問題)
・勉強していないので諦める問題(捨て問)
問題を見て瞬時に判断し、総合点数を1点でも多くかき集める意識を養うことです。
では、うおはるはどうしたかといいますと
「本試験過去問題集 国税専門官〇〇年度採用」というTACが出版している本を用いました。
これは直近過去3年分の過去問が、スーパー過去問ゼミのような、カテゴリ別ではなく、本番の問題用紙とほぼ同じスタイルで作成されている過去問集です。
これを実際に140分間、自宅の時計でしっかり図って、本番を意識して問題を解くという様に用いました。
(実際に時間を計って問題を解くと、焦りや緊張感からか、落ち着いて考えれば解けるはずの問題が、計算ミス等で取りこぼしてしまったりします…)
時間が残されていない方も、最低でも1度は模試の様な、本番さながらのシチュエーションの下で問題を解いてみることをおすすめします。
(因みにうおはるは時間の都合上、収録されている3年分をきちんとやることが出来ず、たった1年分のみしか出来ませんでしたが…)
最後に、結局のところ、うおはるは40点満点中何点取れたのか?という疑問が皆様の中に浮かんでいらっしゃるかと思いますが…ギリギリ半分取れた?といった感じです汗
(後述いたしますが、国税専門官は教養試験よりも専門試験の方がウェイトが高いため、専門試験の勉強に時間を費やすべきです。したがって、教養試験は仮に半分取れなくても大丈夫です。)