超凡人の僕が公務員試験に独学で合格した勉強法

約2ヶ月半で公務員試験に独学で合格した勉強方法を紹介します

国税専門官の面接について(面接カード記入編&面接編)

この記事では、受験生の方々にとって筆記試験以上に大勝負となる「面接」について、当時の自身の記憶を思い起こしながら、どの様な形式で進行していったのか等書いて参りたいと思います。

※もしかすると今年度の面接試験は、当時私が受験した時とはスタイル等異なっているかもしれません。予めご了承いただければと思います。

 

 

1次試験を通過された方には、・面接試験の日時が書かれた紙・面接試験に先立ち、業務内容説明会・面接カード

が同封された封筒がお住まいの場所へ届きます。

そして、「面接カード」に志望動機や自己PRを予め記入した後コピーを2部取り、

原本と併せて3部を本番持参するといったシステムでした。

※面接官の方が3名いらっしゃったので、1人1枚ということだと思われます。

では、その面接カードで問われた内容ですが…

◇志望動機・受験動機

◇専攻分野・得意分野(学業や職務経験を通じたもの・卒論のテーマでもOK)

◇最近関心や興味を持った出来事

◇印象深かったこれまでの体験(アルバイトやボランティア等の経験を通して)

◇自己PR(長所や人柄)

◇趣味・特技

についてでした。

「うおはる」は基本的には

横に45文字程度(句読点も含めて)×5行

の構成で、文章を考えて記入していきました。ざっと、1題につき、230字前後といったところでしょうか。

※この内、自己PRと趣味・特技については同じ1列の中で2題問われている構成になっている為、記入する量は若干少なくなります。また、趣味・特技については単に箇条書きで済ませました。

 

それでは、面接本番について説明いたします。

私は午後の部で呼ばれ、お昼前には試験会場へ入りました。

試験会場内の建物の中には入ることが出来ず、早めに到着した受験生の方々が扉の外で待機していた様な状況です。

※周りに友達がいない私は暫くじーっとしていましたが、傍にいた2人組の男性達と目が合って、それから扉が開くまで世間話をしました。

その後扉が開き、受付を済ませ、大部屋へ受験生が集めらた後、定刻が来るまで座って待っていました。

そして人事の方から本日の流れについての説明がありました。以下、簡単にご紹介します。

◇AとBの2つのグループに分かれ

Aが面接をする間にBは健康診断を受ける

その後Aが健康診断を受け、Bが面接を受ける

 

◇AもBも更に、約8人1組のグループに細分化され

自身の属するグループが呼ばれるまでは大部屋で待機する

 

◇面接は誘導係の人が自身の入る面接部屋の手前まで案内してくれる

その部屋の前の椅子に座って待機し、部屋の中からベルが2回チンチンと鳴るので

その音を聞いてからノックして入室する

といった流れでした。

 

最後に「うおはる」が面接で実際に問われたこと及び国税専門官の面接試験について個人的に感じたことと対策について述べたいと思います。

~面接で問われたこと~

・会場まではどうやって来たのか?

・緊張しているか?

・志望動機を聞かせて?

・ゼミの経験で得られたことが、はたらく上でどのように活かせるか?

・(関心を持った出来事について)その問題を解決する為には自分が当事者ならばどのようにすれば良いと考える?

・(印象深かった経験について)詳しく聞かせて?

・他の公務員試験の併願状況ともしも両方受かったらどうするか?

・ストレス解消方法は何かある?

以上、約15分弱だったかと思います。

 

~個人的に感じたこと及び対策~

実際に受験して感じたのは、殆どの質問が事前に作成する面接カードに沿って進められるんだなぁと思いました。

この点を踏まえると

・面接カードには敢えて多くを語らず、当日面接官が突っ込んで内容を聞いてくるようにする為にも書き過ぎないようにする

・経験を語る内容のお題については、その経験が実務の場面においてどのような形で活かすことが出来るのかということを予め考えておく

ことが重要になると考えます。

また、国税専門官は、その職務の内容(税金の取り立てや調査等)から「打たれ強い人」という人材が好まれているのかなぁと感じました。(ストレス解消法を聞くのはこの為だと思います。どんな仕事でも多少のストレスは付き物ですが、そのストレスと上手に付き合い上手に解消出来る力が要求されているのかもしれません。)

緊張して少々言葉足らずになっても、元気の良さ・ストレス耐性への強さは是非アピールしたいものです。

 

そして、一番面接官が危惧しているのは、地方上級や国家一般職との併願状況ではないでしょうか。毎年一定数の受験生が合格後辞退する状況が続いてます。

その中で「国税こそが大本命」と、(はったりでも)強く主張することで安心感を与えることが出来るのではないかと考えます。

 

試験当日に、読者の皆様がベストな成果を出せることを願っています。